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第10話 ふたつの香港(2005/9/28放送)
「主よ、われらが大いなる力よ。大海の底に届くその腕をもちて、深き海をゆくわれらを支え守り給へ――」
 南北香港で暴れる夏姉を止めるため、テッサの祈りと共にTDD-1は香港に向けて出動します。だが宗介は相変わらずぶーたれたまま。
 艦内で行なわれたラムダドライバの説明の際に、ARX-7<アーバレスト>が役立たずと指摘された際も、艦内通路でテッサとすれ違った際もだんまりで、心ここにあらずです。
どうしようもなくなって、 ARX-7<アーバレスト>のAI相手に禅問答を広げますが、やっぱりどうしようもなくそのまま先行して香港に投入されることに。
 原作では<アーバレスト>のAI<アル>と話している最中に、スペシャルな伏線が張られているのですが、TSRでは全面的にカットされています。一体どう回収するのか楽しみです。

 それはさておき、宗介たちは本隊よりも先に香港に入り、情報部と合同で夏姉のASを捜すことに。
 ECSの透明化モードの弱点を元に大まかな場所を割り出した一行は、清掃会社の社員を装って南北香港を探し回ることにしました。
 宗介はマオ姐さんと共に南香港に向かうことに。
 どうも北軍は九竜半島を、南軍は香港島を抑えているらしく、検問を超えて海底トンネルを通り香港島に入った二人は、ヴェノムのいそうなポイントを一つ一つ潰していきます。
が、南軍部隊が陣取っている交差点に差し掛かった際に、心ここにあらずの宗介は事故を起こし大混乱に。
 南軍兵士に拘束された二人の前で、いきなり吹っ飛ぶ南軍のAS。
 突然の出来事にあっけに取られた南軍の兵士たちの前にあわれたのは、ヴェノム。
 ヴェノムは瞬く間に部隊を壊滅させ、宗介たちをあざ笑うように姿を消したのでした。

 宗介を叱責するマオ。
 だが、宗介は反論するのではなく、自ら戦う道を降りてしまいます。
 行く先を失い、守るものを見失い、傷を負った獅子に未来はあるのでしょうか?

第11話 彼の問題(2005/10/5放送)
 香港をあてもなく彷徨う宗介。そんなへたれた主人公を置いてゲイツ様が主役に踊り出ます。裏切り者の夏姉を粛清するために香港に現れたゲイツ様の八面六臂の活躍に期待しましょう(笑)。
 次回放送は0:15から。

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