第09話 彼女の問題(2005/9/21放送)
宗介が消えた陣代高校。残されたかなめは襲撃者の影に怯えながらも、登校していた。
そんな中、神楽坂先生に呼び出されたかなめは、宗介から退学届が送られてきたことを告げられ、理由を知っているか問われます。
「いえ、知りません」
改めて宗介が消えたことを痛感するかなめ。だが、ただ一人部屋の隅でガタガタ震えているヒロインじゃないので、何が起きているのか情報を手に入れるため、逆襲を仕掛けることに決定。荷物と宗介から渡されていた護身用装備を手に電車に乗ります。
仙川から明大前で井の頭線に飛び乗り、渋谷に。
ゲーセンの裏口から脱出したり、尾行を撒こうとしますが反応はありません。
渋谷の裏通りで座り込んでいると、目の前の看板に「盗聴」の文字が。
発信器が仕掛けられている可能性に気づいたかなめは、タイミングよく絡んできた酔っ払いのおっちゃんとホテルに。
襲ってきたおっちゃんをスタンガンで昏倒させ風呂場に監禁。ショーツを残して服を脱ぎ、ホテルのガウンを着て発信器を除く。電気銃を手に窓から外に出たかなめは、彼女を見張っているはずの人物を探し当てます。
人物――レイスに電気銃を突きつけるかなめ。だが、そこに現れた夏妹により、レイスはいきなり撃たれ昏倒。何がなんだか分からないままに、かなめは夏妹に追われることに。
逃走、逃走、また逃走。
ビルの合間を飛び越え、陰に隠れ、ですが着実に夏妹に追い詰められるかなめ。
物陰にガウンだけを置き罠を仕掛けたかなめは、辛うじて夏妹を倒すことに成功します。
息をつくかなめ。
だが、その前にはまた新たな人影が。
彼、レナード・テスタロッサは、夏妹を説得しますが、当然夏妹が聞く訳もなく、夏妹はレナードを襲い返り討ちに。
レナードの護衛に付いていたのは人間サイズのAS<アラストル>だったのです。
<アラストル>に首をしめられ夏妹は窒息死。原作だと首の骨折られた挙句に、胸に大穴空けられるのですが、女の子の惨殺シーンは描きたくないということですね(笑)。
夏妹を殺したレナードに、「何も殺さなくても」と問うかなめ。だがレナードは、「君のボーイフレンドほど人は殺していない」と、かなめが意識的に忘れていた事実を突きつけます。
逡巡するかなめに、レナードはいきなりのキス。
「君が好きになったんだ」
レナードが去った後、冷たい雨の降る中、かなめとレイスの二人が残されます。
果たして次回はどーなるのでしょうか。って、あまりにも原作忠実な展開なので、バレバレなんですけどね(苦笑)。
第10話 ふたつの香港(2005/9/28放送)
分断された香港で暴れる夏姉。彼女を止めるためにミスリル西太平洋戦隊が出動する。が、かなめと離れ、戦う理由を失った宗介は、一人TDD-1を後にする。
次回は0時30分から。予約チェックは要注意。