アニメーション
ストーリー
アクター&アクトレス
ワーズワード
交流掲示板
このサイトについて




©HAZAMA SHUNICHI 2002

第13話 猫と子猫のR&R(ロックンロール) (2002/4/2放送)
 メリダ島基地内に広がる衝撃。
『マオとテッサが決闘!?』
 ASを使った決闘を前にして、操縦に不如意なテッサは宗介にコーチを依頼する。
 運動が苦手な故に、テッサは失敗を重ねる。
 フォローする宗介。
 いつしかふたりの距離は縮まり……。

『フルメタル・パニック!』第13話、今回は短編第3巻「猫と子猫のR&R(ロックンロール)」をなぞったものとなっています。
  負けたら裸で基地を1周。はたしてこの過酷な罰ゲームを行うのはどちらなのか!?

第14話 習志野は燃えているか? (2002/4/9放送)
 ついにはじまるアニメオリジナルストーリー。
 キーワードは「大根おろし」?
 イラストはどうしましょう……。頭を抱える発注担当です。

(内容は変更になる可能性があります)


第13話 猫と子猫のR&R(ロックンロール) (2002/4/2放送)
 えー、前回に引き続き記憶だけで書いております。前半部分(何故か後半部分だけ手元にメモあり(^^;)。
 それはさておき。今回は原作の短編集の中からメリダ島のひとこまです。基地にてアーバレストの整備にかかわるテッサ。だが、なかなか思うようにはいかない。ちょっと重い気分を引きずって、基地内の自分の部屋へと戻るとそこには先客の姿が。テッサの部屋の中では、マオがビールとタバコ片手にくつろぎきっていた。
 そんなマオに対して「噂好きの掃除のおばさんがこれをみたらどう思うかしら?」とため息をつくテッサ。「安っぽいお水みたいに酒をあおって、タバコを吸ってるとみんなに思われるのは、とても我慢できません」と、マオへの喧嘩売りとも思われる台詞を吐く。さすがにカチンと来たマオ。後はもう、売り言葉に買い言葉。「これだから下士官は」「ほー」みたいな感じです。くねくねと変な踊りを踊ってテッサを馬鹿にするマオ。「じゃぁ、ASの操縦してみたら」というマオに、テッサは「直感に頼るだけで、M-9の性能を活かしきれない野蛮な貴方の戦い方なんかより、ずーっと、ずーとうまく乗れますぅー!」と言いきる。これにはさすがに驚愕するマオ。どこから持ってきたのやら、パンツを頭に被ったまま真顔のアップ!。このシーンはかなりいけてます!。誰のパンツだという議論もあるが、デザインからすればたぶんテッサでしょう。
 とにかくも、勢いとは言えASで決闘をすることになったテッサとマオ。テッサはノートパソコンを開くと、ものすごい勢いで決闘内容のメール(?)を書く。日時や場所、持ち出して良い装備品の羅列。「メリッサなんてだいっきらい!!!」とかなきり声入った感じでキーを叩きまくります。そして、その文章を読む宗介とクルツ。マオに対して「やめとけよ、かわいそうだよ」とクルツが嗜める。宗介も「そうだ、時間の無駄だ」と、何気にひどいことを言っていたりする。だが、マオが「まったくガキなんだから」と言ったそのとき「誰がガキですって?」と妙に冷めた声が部屋の入り口から聞こえてくる。もちろん声の主はテッサだ。そして、「負けたら基地内裸一周」に、歓喜乱舞するクルツ。テッサは「サガラさん!」とかなきり声で呼びつけると、部屋を後にする。
 実は、宗介にASの操縦を教えてほしいとお願いをするテッサ。とりあえず引き受けた宗介。何か約束でもあったのか、携帯で東京のかなめに連絡を取る。「うん、しょうがないよね、仕事だもん、はははのはーっ!」と例によって怒った笑い声でぶち切れる電話。宗介は脂汗をかきながらも、とりあえず気を取り直してテッサに向かう。「はい! コーチ」元気の良いテッサなのだった。
 まずは、ASへの乗り込みから。縄梯子を使ってASに乗り込むのだが、運動音痴なテッサは途中で落ちてしまう!。あわてて受け止める宗介。はからずも、テッサが宗介のうえに乗る形に……。ちょっぴり好機、と思ったのか、何故か退かずにそのまましなだれかかるテッサ。宗介は困惑しまくり、なんとか逃げようと後ろに後ずさるも、上に乗ったテッサもそのまま移動するだけ。「ああぁっ」という宗介の微妙な声が見もの(聞きもの?)です(笑)。そんなかんなで、ようやく乗り込めたテッサ。今度は歩き方の練習だ。だが、今度は手加減がわからず暴走する結果に。パニックに陥ったテッサには、どうにも止められなかった。しまいには、頭から海に突っ込んでいって、そのまま沈んで行ったりもする。こんなんで大丈夫か、テッサ!?。
 その頃、基地内のバーでくだをまくマオ。その隣にクルツが座り、マオを嗜める。だが、マオは「知ってるわよ!」と逆切れモード?。「私はあの子のああいう不必要なとこまで肩肘張ってるのが気に入らなかったのよ」そう言ってマオは机につっぷす。「なんだ、わかってるんじゃん」と笑うクルツ。「私、あの子に劣等感感じてるんだわ」そう自嘲ぎみに呟くマオ。
 一方、特訓中のテッサ。「サガラさんも勝てるわけ無いと思ってるんでしょう」と言ってむくれるテッサ。宗介はもう、ただどーしていいんだかわからない感じ。テッサは気を取り直すと、宗介に作戦を説明する。「私だって作戦のイロハくらは知っています」。その内容の的確さにか、宗介は目を丸くする。テッサの説明が一通り終わったところで、宗介が一言だけアドバイスを加える。「メリッサをびっくりさせてやるの」そう言ってテッサはにっこりと微笑む。
 決闘の待ち合わせ場所で待機するマオとクルツ。そして一台のM-9。まだ来ぬテッサに「遅い」とイライラするマオ。そんなマオにクルツが「宮元武蔵って知ってる?」。だが日本人でもないマオにわかる訳も無く。そうしているうちに、遠くから重い足音とガスタービンの音が聞こえてくる。「M-6!?」。驚くマオとクルツ。「なるほどね、スペックよりも扱いやすさで選んだわけね」そう言ってマオはニッとした顔をする。  いよいよ戦闘開始!。 双子岩の上に立った宗介がスターターを撃つ。逃げるテッサに銃を撃つマオ。ペイント弾が手前の木を掠め、テッサのM6に当たる。が、審判(宗介)は「直撃していない」。とマオに言い放つ。「これが実弾だったら直撃も何も無いわよ」と講義するマオだったが、審判は一向に聞き入れない「直撃させればいいんでしょ直撃させれば」そう言ってやっきになるマオ。だが、その後も宗介もクルツもテッサに贔屓。「あんたたちねぇ」とはマオ。
 必死でM6を操縦するテッサ。そんなテッサにマオが詰め寄る。転びそうになり、あきらめかけるテッサ。だが、そんな時宗介が「貴方ならやれるはずだ、俺が保証します」と無線で呼びかける。その台詞に、がんばるテッサ。しかし無常にもマオはテッサのM6に確実な狙いを定める。だがそのとき、突然テッサのM6がマオの視界から「消える」。ECSを作動させたのか、マオのM-9に反応が見えない。「たいしたもんだわ、ほんと」少し舌を巻くマオ。だが、そこは百戦錬磨のマオ曹長。すばやくテッサを発見すると再び狙いを定める。だがその時、突然の閃光にマオの目が眩む。なんの光かはよく分からないが、たぶん太陽光なんだろうと思うことにして。目がくらみ、倒れるマオのM-9。体制を持ち直した時には、目の前にテッサのM6が!。マオのM-9に向かい、必死の形相で全弾撃ちまくるテッサ。そしてそれは命中、テッサの勝ちだった。だが、勝ったにもかかわず、テッサはぐずり泣く。
 宗介たちのいる岩のところに戻ってきたマオ。「まけたわよ、ケチなんかつけないわ」とか言いつつ宗介とクルツに向かって文句の山々。ひとしきり文句をいい終わると「あたし何やってんのかしらねぇ」と肩を落とす。そして、テッサも宗介達の元へ歩いて戻ってくる。迎えるマオ。「いろいろひどいこと言ってごめんなさい」と謝るテッサ。そしてマオに抱きつく、んだけどここのシーン、涙だか汗だかよく分からないものが(^^;。シーン的には涙なんだろうなと思うんだけど、でかいっていうか不自然っていうか、あれはなんだったんだろう。
 とにかくも、二人は仲直り。そしてそんなシーンを島内にある隠しカメラかなんかで見ているカリーニンとマデューカス。カリーニンはベッドのうえで療養中だ。
 で、マオとテッサが感動のシーンをやっているところにクルツが一言「それで、裸で基地一周って件は……」ジト目のテッサとマオ。マオはともかくテッサのジト目はなかなか貴重かも。そして「最低……」という台詞と共に蹴りが入る。クルツがぶち倒れ、マオとテッサが笑い一件落着なのでした。
 というわけでー。原作の中でも人気の高い作品の映像化でした。相変わらず前提条件飛ばしまくっているのが(テッサがなんであんな台詞を言ってしまったのかとかそういうあたり)難ではありますが、踊るマオとパンツかぶりマオがなんかもー、腹よじれそうに最高だったので良し!(笑)。

The copyright of "Fullmeta.com" is protected by the Japanese and internationallaw. Any form of secondary uses(including downloading and copying)without prior permission.
「フルメタ.com」の全ての著作権は日本国の法律、および国際法により保護されています。個人的な使用を除く、いかなる形の2次使用(ダウンロード、コピーを含む)はできません。