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©HAZAMA SHUNICHI 2002

第11話 ベヘモス覚醒 (2002/3/19放送)
 かなめとテッサを乗せたバンは、一路青海埠頭へ。かろうじて難を逃れた宗介は、増援とともに後を追う。
 青海埠頭に泊められた貨物船。そこに存在するものは──常識からはとうてい考えられないものだった。
 宗介が、かなめが、テッサが、クルツが、マオが、カリーニンが。
 それぞれがそれぞれの戦いに身を置き、最悪の状況を打破しようと奮闘するとき、その巨人は目を覚ます。
 すべての希望をうち砕かんとするかのように。

「フルメタルパニック!」第11話、今回は長編第2巻の255ページまでをなぞったものとなっています。
 ついに始動するベヘモス。その異様な姿に込められたメッセージとは……。

第12話 ワン・ナイト・スタンド (2002/3/26放送)
 一夜の冒険が幕を閉じようとしている。
 ついにその本領を発揮するクルツ。
 再び目覚めるかなめの力。
 そして白いAS。

 それはさておき今週はイラスト予想が外れました。
 イラストのシーン、アニメで放送されないでやんの……。
 次週こそっ!

(内容は変更になる可能性があります)


第11話 ベヘモス覚醒 (2002/3/19放送)
 高速道路を移動する一台のワゴン車。かなめとテッサが手錠を掛けられ、後部座席に座らせられている。宗介の身を案じるかなめだったが、車はそのまま高速道路をひた走る。
 その頃陣代高校。校庭では、ミサイルランチャーの攻撃を受け水道管の壊れた手洗い場が盛大な水しぶきを上げていた。そして、その近くの校舎の中、壊れた窓の側で宗介がむくりと起き上がる。だが、時はすでに遅し。テッサとかなめは敵に連れ去られた後であった。その時、ミスリルのヘリ(ECSモード)が到着する。「おそい」とつぶやく宗介。ヘリの風がおさまったグラウンドに、マオとクルツ、そして1台のM-9が降り立った。なかなか格好の良いシーンなのではあるが、クルツが「で、俺のかわいい女たちはどこ?」とか余計なこと言ってマオに殴られたりする。ま、そこがフルメタらしさではあるのですが(笑)。
 一方、囚われの身のカリーニン。ベッドの上で動けないまま、セイナと会話を交す。そしてカリーニンが、セイナ達の指導者であった武知征爾の事を暗に否定するような台詞を吐くと、セイナは無表情のままカリーニンの傷口を指で押す。血のにじむ包帯。「戦士というよりは聖職者ね」というセイナ。カリーニンに「まだ遅くはない」と言われるが、それを受け入れられるセイナでは無かった。「ラムダドライバについて聞きだすためだけに生かしている」と言うセイナ。だが、そんなことで話してしまうようなカリーニンでは無かった。しかし、セイナは非情にも「あの二人の体に聞くわ、あなたの目の前でね」とカリーニンに脅しをかける。
 一方、学校を出た宗介達。どこから調達してきたのかクルツいわく「借りてると言ってくれ」な軽トラック。そしてその後ろをついてくるのはマオの乗った不可視モードのM-9。トラックの運転席にクルツ、そして助手席には宗介。テッサを先に選んでしまった自分の判断は間違っていたのか、悩む宗介にクルツは「好きな子を選べはいいのさ」と答える。「聞くのではなかった」と憮然と答える宗介。
 そんな会話をしながらも、宗介達は敵のアジトがあると思われる晴海埠頭へ向かう。なんでも警察のシステムに介入して暴走ワゴンの走行記録を見つけたらしい。あとは近くまで行けばかなめに渡してある発信機付きブレスレットで詳しい場所が割り出せる!。最短ルートの割り出しを命じるマオ。それに対するクルツの答えは「マップルあるから」であった(笑)。
 その頃晴海埠頭。かなめ達を乗せたワゴン車がセイナ達のアジトである船に辿り着く。車を降りてセイナに走りよるタクマ。だが、セイナはタクマの頬を叩く。ひとしきりタクマを叱咤するセイナだったが、最後には優しく抱きしめる。
 そしてどこか倉庫のようなとこに閉じ込められたテッサとかなめ。「私はあなたといるとペースがみだれっぱなしなんです」と言うテッサ。ぽつりぽつりと、今回の反省を始めてみたりする。そしてかなめに「こわくないんですか?」と聞いてみる。その答えは「敵がいると反撃したくなるし」とか。いやはや、かなめらしい返答です。しかし、とらわれの身のだっていうのにこんなにのほほんしてていいんでしょうか?(笑)。
 その頃、宗介たちは警察の検問の手前にさしかかっていた。軽トラックの車内にいる二人の姿はAS用の戦闘服!。あやしいこと大爆発です(笑)。クルツに「どうする?」と聞かれたマオのお答えは「突破するよ」。おもいっきし派手に、そして気のせいか楽しそうに検問を突破してしまいます。
 またまた囚われ中のテッサとかなめ。かなめが、中学の頃帰国子女のせいでいじめにあった話などをぽつりぽつりとする。「でも今は大丈夫だけどね」と言うも「あとはソースケが落ち着いてくれたら……」とため息。そんなかなめにテッサは「相良さんがそんなにご迷惑を?」とちょっとびっくりした様子。「もーひどいもんよ」とかいいつつも、どこか楽しそうなかなめ。ふたりはやっぱりのほほんと会話を続けていたりする。  再びカリーニンの横たわるベット側。テッサとかなめが連れてこられ、〈A21〉の兵士がラムダドライバのことを聞き出そうとする雑魚A。このときは何故かセイナでは無く雑魚A(笑)。「だめですよ」と止めるテッサに、カリーニンは「いつから君は私に意見出来るようになったのかね」とまるでテッサの上司のようなふりをする。だが、〈A21〉の兵士はテッサとかなめを人質に、ラムダドライバの秘密を話すよう更に圧力を加える。しかたない、と言った感じのカリーニンは「こっちにこい」と兵士に命じる。兵士も兵士で「なんだと!?」と驚愕するが「極秘情報だ、部下といえども……」というカリーニンの意味深な台詞に近づいて行き……。でもって、隙を見て兵士を押さえ込む。今回もテッサはむちゃしまくり。さっきの反省はどこへやら。
 何はともあれ脱出です。かなめに対し「部下が御世話になっています」と言うカリーニン。かなめは「えっ、テッサとはさっきあったばかりだけど」と困惑する。そんなかなめにテッサは「彼の言ってるのは相良さんですよ」とフォロー入れるも……。更にカリーニンがテッサを自分の上司だと説明。テッサに対して丁寧な態度をとるカリーニンを見て困惑倍増なかなめなのであった。
 一方、宗介たち。アジトの船の側で作戦開始。マオの乗るM9はECSを解除。警察がASを取り囲み、短銃を突きつける。って。AS相手に生身の人間が短銃突きつけてどーすんのよ、みたいな(笑)。
 またまた船内。階段をひたすら「下る」テッサたち。なんで?と聞くかなめにテッサは「ただ逃げるわけにはいきません」と答える。どうやら狙うは船倉にある「ラムダドライバ」に関連する「何か」。そして、そこで「それ」をみた三人は、絶句する。真っ赤な巨大AS、べヘモス。ただ呆然とする三人。テッサが「ナンセンスだわ」と呟く。「これ何なの?」かなめのその問いに答えたのは、タクマだった「ぼくのおもちゃだよ」。  その頃、警察もASを出してきたらしく、ヘリにつるされたASが晴海埠頭を目指して飛んでくる。でもたぶん旧式なんだろうな、お約束としては(笑)。
 ふたたび戻って船倉。カリーニンたちが来るのを読んでいたセイナは達が、銃をかまえて待ち伏せいていた。「まともじゃありません」と言うテッサに、タクマは「ぼくたちはテロリストだからね」と答える。止めようとするテッサ。だが、タクマ達はもう止まらなかった。「きみのこと、ぼくは結構好きだった。でもお別れだね」そう言ってテッサ達に銃口が向けられたとき、爆発音がして船が揺れる。タクマはベヘモスに乗ろう走るが、わき腹を銃弾が掠め怪我をする。そして、助けに来たソースケとクルツが登場!。宗介に走りよるかなめ。「こわかったんだから」。でも、原作とちがって現れてから抱きつくまでの余韻が無いのでなんかいきなりっつうか、昔クラスに一人はいた『男子の前だけでぶりる女子』みたいでちょっと苦笑(笑)。そんな宗介とかなめの姿に「おいおい、おれの活躍は?」とはクルツ。だがそれに対するねぎらいは「ごくろうだった」というカリーニンのオヤジ声だった(笑)。
 その頃、タクマはベヘモスの下へとたどりつく。「怪我をしたんだ」と主張するも「それを動かさないであなたに何の価値があるの?」とセイナに言われ、消沈したままベヘモスへと乗り込む。起動するベヘモス。とたん、ベヘモスの自重で船底が沈みだす。っておい、なんかへんでない?。と思いつつ(苦笑)。ラムダドライバを起動させ自重を相殺。テッサは「タクマ、それを動かしてはいけません」と止める。しかしタクマは、両の目から涙を流しながらもベヘモスを操縦する。沈みかける船。カリーニンは宗介とクルツに、テッサとかなめをつれて逃げるように指示する。
 ひとりその場に残るカリーニン。いったい彼の目的は?。かなめ達が立ち去ったあと、膝まで水が浸水した船倉でカリーニンはセイナに向かって手を差し伸べる「脱出するぞ、こい」。そしてセイナは……。
 その頃船外。マオの乗ったM-9周辺ではあいも変らず大騒動が続いていた。その時、船が揺れだし……船体を食いちぎって真っ赤な巨大ASの腕が伸びてくる。わしづかみにされるマオのM-9。彼らはこの後いったいどうなってしまうのか!?。  といったところで11話終了。もう、カリーニンさんがかっこよすぎます。いろっぽすぎます。ああいうおじさんにだったら、くどかれてみぇ~とか思ってみたり(笑)。もうそんだけです、はい(爆)。

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