©UMEBOSHI 2002
ガウルン(-・-)
■狂気のテロリスト
宗介との因縁深い戦争屋。
幼い頃の宗介と命のやりとりをし、その際頭部に銃弾を受け死亡したと思われていたが、宗介16歳の春に再会。それも最悪の場面で。
〈ミスリル〉の宿敵とも言うべき〈アマルガム〉に雇われており、その凶悪な手管には組織内でも一目置かれていた模様。
宗介と再会してからの彼は、狂気に拍車がかかり、組織の仕事よりも宗介との決着をつける方を優先させるきらいすらあった。
みずからの命よりも優先させる「何か」を持っており、それがために再三にわたり宗介の人生に絡んでくることとなる。
破壊と殺戮をこよなく愛し、空気を吸うように人を殺す。そんな人物。
彼の存在が、宗介とかなめの成長において大きな転換点を作り出すこととなるのだが……。
■ラムダ・ドライバを扱う男
ガウルンの駆るAS、通称「ヴェノム・タイプ」に搭載されたラムダ・ドライバ。宗介よりも遙かに卓越した腕でそれを操る彼は、当初宗介たちを赤子のようにいなしていた。
彼を倒すのは一筋縄ではいかない。